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| エコロジーと住宅 |
16.家を建てる際、考えたい事(3) |
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| 前回に引き続き、家を建てるとき知っていて損しないことを書いていきます。 |
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| A.住宅を、誰に頼みますか? |
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| 誰に住宅を造ってもらいますか? 最近では多種多様になっています。 |
(1)ハウスメーカーの規制化した住宅
(2)工務店の設計・施工住宅
(3)設計事務所の設計監理+工務店の施工による住宅
(4)CM方式(施主直営方式)による住宅
というように、大きく分けると4つになります。 |
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| (1)ハウスメーカーに頼む場合は、モデルハウスがあり実物を見ることができますし、既製品なので価格がはっきりしています。しかし、モデルハウスはグハイレードな造りが多く、自分が求めるグレードの住宅を見せてもらう必要があります。規制化されているので仕様や間取りが大きく異なるとコストが跳ね上がります。モデルハウスはありますが、簡単な図面しかなく実感がわいてきません。 |
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| (2)工務店の設計・施工は前項でも書きましたが、設計図が不十分な状態で頼むと安いはずの工事費が、設計変更となりコストアップしてしまいます。施主自身が正しい勉強をし、工務店と対等に話ができないと良い住宅は出来ません。また何社かの工務店に声をかけ、比較するケースが多いようですが設計図(基準)がないと正しい選択が出来ないはずです。 |
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| (3)設計事務所+工務店は、施主の要望と設計ノウハウを合わせ線に置き変え、形に変えるので理想に近い住宅が出来ます。ただし、設計料が掛かるのでその価値を判断するのは施主になります。例えば、26年の寿命から倍の52年の寿命に延びたとすれば設計料のウェイトはかなり安くなるはずです。こだわりの住宅を望む人向けです。 |
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| (4)CM方式は最近良く耳にすると思います。施主直営方式で各業者を決め施工する方法です。設計+工事管理をサポートしてくれる代理者が必要となります。但し、施主自身も各業者への支払いなど手間がかかります。時間に余裕があり、自分自身が「珪藻土を塗ってみたい」とか「塗料を塗ってみたい」という人に向いているシステムだと思います。こだわりの住宅に自分も参加して建てたいという人にはうってつけです。しかし、設計者+工事管理者との息が合うこと、そして作業員の一員でなければなりません。 |
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自然素材にこだわった家。
(山形家づくりの本2005より) |
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| B.欧米と日本の住宅の寿命 |
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イギリスの住宅の平均寿命は75年、アメリカは44年、日本で26年というデータがあります。そして、日本には711年に建てられた法隆寺という世界最古の木造建築があるのになぜ住宅は寿命が短いのでしょうか?理由の一つに、戦後雨さえもらなければという考えから昭和30年代〜昭和50年代高度成長期の『使い捨ての習慣』が寿命をぐんと短くしました。
昭和30年代の住宅は、断熱材やアルミサッシもない寒くてスカスカの住宅でした。しかし、結露の心配がなく傷みは少なかったのです。昭和40年代に入ると断熱材やサッシが普及し、窓や壁の中は結露だらけとなりました。現在建替えられている住宅は、この年代に建てられた比較的若いものが多くなっています。
一方、欧米は昔から断熱の技術が進んでいて結露の問題はありませんでした。さらに、欧米と日本の大きな違いは住宅に対する愛着心がまるで違うというところです。欧米は施主自身が日曜日になるとメンテナンスを行っています。アメリカでは、20年〜30年の中古住宅が新築住宅より高値で売れます。日本では考えられない事ですが、日本もそろそろ長寿命の住宅を考えなければならないときではないでしょうか。 |
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| C.建替かリフォームか |
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昭和40年〜60年代に建てられた住宅は結露がひどいと書きましたが、全部が全部ではありません。骨組みがしっかりしている住宅もあります。まずは、「建替か?」「リフォームか?」の選択からスタートすべきです。
最近大規模なリフォームの相談があり、現在の住宅を見せてもらいました。大事に使われ29年たつのに傷みが少ないのです。それにどんなリフォームにも適したような間取りをしています。将来のことを考えて建てたのか、偶然なのか疑問です。 |
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| リフォームを大まかに分類すると4つに分かれます。 |
(1)外装改修を主としたリフォーム
(2)内装改修を主としたリフォーム
(3)水廻り改修を主としたリフォーム
(4)断熱改修を主としたリフォーム
(5)耐震改修を主としたリフォーム
※(4)と(5)は同時に済んでしまうケースが多いです。 |
| 当然のことですが、広いスペースを区切るのは簡単です。が、区切られた個室を続けるのはむずかしいのです。しかし、区切られたスペースを「オープンにしたい」というケースが多いのです。「構造的に大丈夫かどうか」も十分な検討が必要です。建替を選択した場合には、難しいことかもしれませんが何十年先の家族構成や生活スタイルの変化等を見込んだ上、設計したいものです。 |
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