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| タイトルの「自邸」とは、中村の自宅と事務所が一棟になりました。前回までは住宅を建てる際の留意点などを書いてきましたが、今回からは実際どんな考えでどんな条件の敷地にどんな住宅が建ったか実例を紹介します。場所は、山形市南部の吉原土地区画整理組合事業地内のニトリ東隣に位置しています。 |
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敷地は南側が6mの道路を挟んでキュウリ畑、西が9mの道路をはさんでニトリさんと日当たり良好な新興住宅地の中にあります。土地は275u(83.1坪)の広さ。アトリエ+自宅で約40坪ぐらいあれば十分です。
その40坪の小さな建物を平屋で土地を全部使って建てるのか、それとも総2階建てにして土地を余そうかずいぶん悩みました。悩んだすえ決めたのが東半分の土地を残して西側半分にフラット屋根の総2階建てになりました。 |
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| 1.南面ガラス貼のパッシブソーラー |
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| 階段を挟んで1階を西にアトリエ、東に多目的な和室・収納とし2階を西にLDK東に寝室・水廻りと配置した4.5間角の総2階建ての単純な箱にしました。南から見ると、4室分の大きなガラスが柱・梁の間に嵌めこまれています。シミュレーションによると日射取得と人体発生熱で7.81度温度を上げることが出来るとわかり、この住宅はパッシブソーラーハウスであるといえます。 |
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| 2.第1種換気と付加断熱 |
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| 2003年7月より24時間換気が全ての住宅に義務付けられました。私はそれ以前より第3種換気を取入れていましたが、今回は熱交換型の第1種換気を行うことにしました。第一種換気にしたからといってシミュレーションによる熱損失係数は大幅に減るわけではありませんでした。しかし、第1種換気と付加断熱の採用によりシミュレーション以上の快適さと省エネが向上しているような気がします。 |
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| 3.金山杉とモイスとアルカベール |
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| 構造体は極力金山杉を表し、今回、内壁にモイスを採用してみました。内壁のモイスは、天然の鉱物・バーミキュライトが主成分で、使用後は土に還えるという自然の法則に基づいている素材から作られ、シックハウス症候群を根絶やし、TVOC等の吸着と消臭効果のある壁装建材です。外壁のアルカベールは、アルミ製のサイディングで極めて汚れのつきにくい素材から出来ており、メンテナンスフリーな外装建材です。金山杉との相性は、アンバランスな感じが良いバランスになるはず!これらの材料はきれいな完成された材料ではなく、竣工後にうつくしく進化する材料です。 |
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